充電池は繰り返し使うことで、使い捨て乾電池よりお得になります。
では、いったいどのくらい使えば元が取れるのか気になるところ。
本記事では、充電池と使い捨て電池のメリットとデメリット、コストについて比較しました。
電池の種類
電池は使い捨ての1次電池と、充電できる2次電池(充電池)に分けられます。
違いは放電のための化学反応が1度きりか、反応の繰り返しが可能かです。
原料や製造コストの違いから、1次電池より、充電可能な2次電池の方が高価な傾向にあります。
充電池の価格とスペック
Amazonでおすすめ上位に表示されている充電池の価格を比較してみます。
主流である1.2Vのニッケル水素型の製品を並べています。
安いもので、1本200円程から買えます。
を表します。
つまり電池容量が大きく、
充電可能数が多ほど長く使えるぞ・・・
また、充電池の使用にあたっては充電器が必要になります。
こちらは、安いもので1500円前後です。
充電器は複数サイズ対応型や、
電池の寿命を教えてくれる製品もあるわ
充電池と使い捨て電池のコスト比較
計算の前提条件は以下の通り。
上記前提のもと、コストを比較したのが以下のグラフ。
例えば、充電器+充電池8本を買った場合の費用は3100円(図の赤い波線)。
これは充電池8本が、使い捨て電池155個分の仕事をした時点で元が取れる計算になります(図の赤丸)。
ちなみに、充電回数で考えると155÷8≒19で、1本当たり19回以上充電することでお得になる計算です。
充電池は1000回以上充電できるので、
寿命に対してかなり早い段階で元が取れるぞ・・・
同様の計算をすると、
充電器+充電池16本購入時は1本あたりの充電回数15回以降、
充電器+充電池24本購入時は1本あたりの充電回数13回以降
でお得になります。
普段大量に電池を使う人ほど、
充電池はお得なのよ
充電池の価格以外のメリット
購入・廃棄の手間からの解放
使い捨ての電池の場合、使用の都度廃棄して、新品を購入しなければなりません。
充電池は長い年月使えるので、一度購入すればこれらの手間がなくなります。
管理の手間を削減
使い捨て電池は、新品・使いかけ・廃棄品の区別をしっかり行う必要があります。
もしこれらが混ざった場合、一つ一つ状態を確かめる手間が発生します。
充電池の場合は、管理がそこまで厳密でなくても問題ありません。
状態がわからなければ、とりあえず充電すればOKです。
エコである
充電池への切り替えは、気軽に始められるエコ活動の一つです。
充電池を使うことで、電池の廃棄量を減らせます。
一回充電する毎に、電池一本の廃棄をなくしたことと同じです。
充電池のデメリット
初期費用がかかる
最初に電池と充電器を買う必要があるで、一時的な出費がかかります。
また、電池の使用頻度が少ない人は、初期費用を回収するまで時間がかかります。
充電に時間がかかる
充電池の充電には時間がかかります。
使い捨て電池の方が、緊急時にパッケージを開けすぐ使えます。
また、停電時には充電できくなる点もデメリットとなります。
まとめ
充電池は初期費用はかかりますが、使い続けることでどんどんお得になります。
1000回以上の寿命に対し、20回位使えば使い捨て電池よりお得に
大事なのは、適切な本数を買うことだ・・・
買いすぎると元を取るのが難しくなるので、必要な分買おう
最後に、充電池について一句
1円で・・・・・
満タン充電・・・・・
寝てる間に!!
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